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  フランスのパリに住んでます。が、全然おしゃれじゃない毎日です。日本loveなフランス人夫と怪獣一匹(2歳児とも言う)と暮らしてます。
                       
   
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ここ暫く、こんなに一本の映画が待ち遠しい!って思ったことがあったでしょうか?

ないですね~。

映画館から遠ざかっちゃってますし。

そんな私が予告を何度も何度も見てニヤけてるのがこの映画!

Babies



ナイロビ、東京、モンゴル、サンフランシスコ で生まれた赤ちゃんを彼らが立ち上がるまで追った
ドキュメンタリーです。
〔そういえば、最後に見た映画もドキュメンタリーだったよ!オラウータンの〕

予告見てくれれば分かりますが、4カ国、それぞれの子育ての様子が興味深い!
今、正にその子育て真っ只中なので本当に超ストライクな映画です。
おまけに、モンゴルの子がなんとなくK君に似ている!
そんなせいか、彼が大地を踏みしめて立ち上がる姿にはグッと来るものがあります。

実は、私、自分に赤ちゃんが生まれるまで赤ちゃんに興味がなかったんです。
もうちょっと大きい、言葉がしゃべれる子どもは好きだったんですけどね!
でも、「赤ちゃん」って面白い。
「人間」じゃなくてまだ「動物」ですから!
そんな動物がどんどん人間らしくなってくるのです。
それぞれ個性もあって、みんな可愛い。
私、K君を保育園に送っていって、他の赤ちゃんと触れ合うの大好きですよ。

この面白さにもっと早く気がついていれば私の人生変わったかもなぁ。と最近思います。
だって、助産婦さんとか保育士さんって若い頃からそういうことを知ってて
でその職業を選んだんだって事ですよね。身近に赤ちゃんがいたんだろうなぁ。って思います。
私にはいなかったもんなぁ。

おっと、話がそれましたが、フランスでは来週16日から公開です。
ダミアンと私の映画の趣味はまったく違いますが、今回は正に共通の話題ですから
一緒に見に行こうと思ってます。
しょうがない。近所のトントン、シルヴァンにK君をお願いするか。
※ダミアンの友人シルヴァン〔♂〕はK君を構いたくてしょうがない人。でも、ちょっと扱いが乱暴なんだよなぁ。

行ってきたら感想書きますね!

 


 



 

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昨日は午前中に頑張りすぎたせいか、午後はずーっと横になる始末。
相変わらず、自分の体が分かっていません・・・。

そんな訳で、いつか見ようと溜め込んでいる映画を見ることにしました。

ダミアンと映画の趣味が全く違うので一人じゃないと駄目なもの。
という事で、日本映画 「ゆれる」 をチョイス。

2006年の作品。監督、脚本は西川美和。
ストーリーなどは他のサイトで知っていただく事として、
私の感想だけ書かせてもらうと・・・

評判が良いのは知ってたけど、ここまでとは!
脚本も良いし、演出も素晴らしい。
出演者もとても良い!・・・って思ったらそれぞれ色々な賞を取っていらっしゃる。
そうでしょうとも!

私は元々オダギリジョーが好きなんだけど、兄ちゃん役の香川照之がすごかった・・・。
心から「ウワッ!きもい!」と思ったこと数回。橋の上での女性の拒絶振りに納得です。
さすが、女性監督。女性の心理を理解してらっしゃる。

そしてなぜか、この香川さんが作家、村上春樹に見えてくる不思議・・・。
何故だ?(私は村上春樹の本が大好きです。)

さて、ラストシーン。
ハリウッド映画じゃないんだから、抱き合ってハッピー!な訳が無いですよね。
しかも、舞台は日本だ。そう、あれがベストでしょう。
観客に委ねられたラスト。う~ん。私は・・・。

近年、邦画が量産されているようですが、質はどうですか?
こんな才能ある監督が才能ある役者、スタッフと映画をもっと簡単に作れる環境になる事を願ってます。

   
  
   
   
                       
   
いい年になっても親と同居し、すねを齧ってる人を“ニート”って言うんですよね?
この“Tanguy (タンギー)” という映画はいわゆるそのフランス版です。
タイトルの“タンギー” はニートの男性の名前の事。
tabguy.jpg
2001年のフランス映画。
当時、フランスではものすごく話題になり
一種の社会現象にもなったほどだとか。
(未だに“タンギーになるなよ!”とか、会話で登場するそう)

28歳のタンギーはパリで両親3人暮らし。
大学で中国に関する論文を書きながら、そこで講師もしている。
ちなみに、日本語も堪能で女性にもモテモテだ。

そんな彼は心の底から両親との生活に満足しているらしく、一向に独立する気配が無い。
夜遅くに女の子を連れ込んで翌朝は両親とその女の子と一緒に朝食なんていつもの事だし、
掃除、洗濯も全て母親任せ。そんなタンギーに両親の堪忍袋が遂にぶち切れて・・・

と、まあこんな話。
この映画、日本ではフランス映画際で上映されただけの様です。
確かにすごく面白いんだけど、フランスの状況を知ってないと面白さ半減でしょう。

まず、冒頭のパーティーで知り合った日本人の女性を家に連れ込んで、
朝、両親と一緒に食事のシーン。“ボンジュール”とにこやかにフランス人三人は
いつもの朝の様子ですが、両親と一緒に住んでるなんて聞いてない日本人女性は
怒ってしまいます。
・・・これって、どうです?ちょっと日本じゃ有り得ないのでは?でも、フランスだと有り。
彼女以外の女性数人も同じ状況におかれますが、彼女らは普通に両親と昼食を取っておりました。
そう。フランスはこんな感じ。

両親はいつまでも家でノウノウと暮らしているタンギーにぶち切れるのですが、
日本ではどうですか?そんなに「出て行け!」ってならないんじゃないかな?
フランスでは親と別居が当たり前です。でも、最近は住宅事情でちょっと変わってきて
いつまでも両親と一緒。と言う人も増えているみたいですが、基本は独立。
カップル単位での生活が基本なので、親は子育てが終わると、「早く二人にして頂戴!」と
なる訳ですな。だから、どうにかこうにかタンギーを中国に送り込んだ時の二人の
はしゃぎ様!超ラブラブでした。

私が、ああフランスっぽいな。と一番思ったのは両親と子どもの関係。
この両親、いくら精神不安定になる程息子に嫌気が差してもタンギーに「出て行け!」とストレートに
言いません。あくまでにこやか。でも、影では彼が家に居たくない状況を作って
彼から出て行くと言わせようとします。
これはフランスっぽいですね~。この親子の微妙な距離感。
ま、最終的には父さんがぶち切れて裁判沙汰になる程の関係になるんですが・・・。

ちなみに、主人公タンギーはいい奴です。心の底から両親との生活が居心地が良いと思ってます。
そんな彼の素直さと純粋さがこれまた問題な訳で・・・。

日本でこれを見るのは難しいでしょうねー。
でも、もし機会があったら見てみてください。
フランス人の生態がちょっと解かりますよ。

そうそう、彼の職場はまさにダミアンが勉強していた大学でした!
それと、彼が引っ越した(たった一日だけ!)アパートは私達が以前住んでいたところと
同じ道にあるアパート。
かなりリアルな設定にも好感が持てます。

   
  
   
        
  
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